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タイのニュース&トピックス:2023年9月後半


Acer、Huawei 、Com7などのIT企業が教育省の教育用のタブレット提供計画を支援(9月18日)
 Acer、Huawei Technologies、IT小売店チェーン大手のCom7などのIT企業は、教育の機会均等を促進するために全国のすべての生徒と教師にタブレットを提供するという教育省の計画を支持し、同時にデバイスの仕様、生徒に最適なスキルに関する適切な戦略を提案した。
 この計画は同省の「良い学びを幸せに」計画の一部である。 同省は当初、この教育用のタブレット機器を中学校に配布する予定である。



タイ・バイオプラスチック産業協会(TBIA)が国内のバイオプラスチック市場拡大への新政府支援を希望
(9月19日)

 タイ・バイオプラスチック産業協会(TBIA)は、新政府がタイにおけるバイオプラスチックの需要を拡大できる措置を講じることを
望んでいると述べた。
 現在、バイオプラスチック製品の約90%が輸出されており、国内市場で販売されているのはその内のわずか10%であり、政府がさらなる投資を支援すれば、タイは生産能力を拡大できる可能性があるとTBIA会長が述べた。
 タイはサトウキビやキャッサバなどのバイオプラスチックの製造原料が盛んであり、バイオプラスチック製造が農産物に付加価値を与え、
農家がより多くの収益を得られる。

Huaweiが人工知能(AI)やクラウド分野でタイ人労働者を育成するセンターの設立を計画(9月21日)
 デジタル経済社会大臣は、中国のIT大手のHuaweiが、人工知能(AI)やクラウド分野でタイ人労働者を育成するセンターを設立することに
同意し、同センターを5年以内に5万人の人材を輩出することを目指していると述べた。
 タイにおけるAIおよびクラウド人材の不足に対処し、タイを地域のAIおよびクラウドハブを目指すことが期待されると同大臣は付け加えた。



タイ国鉄(SRT)がレッドライン郊外列車の20バーツ運賃全線で承認し、運輸省に提案へ(9月22日)
 タイ国鉄(SRT)は、SRT理事会でタリンチャン~バンスー~ランシット間のレッドライン郊外列車の運賃を政府方針に従って全線で20バーツで徴収することが承認され、運輸省および内閣に提案する準備を進めている。

村田エレクトロニクス(タイランド)がランプーン県の新生産施設の開所式を挙行(9月25日)
 村田エレクトロニクス(タイランド)は、ランプーン県ワールド工業団地において新生産施設の開所式を挙行した。
 新生産施設では、モバイル機器、スマートフォン、コンピュータ、サーバー、データセンター、自動車の安定性を高めるために使用される
製品である多層セラミックコンデンサ(MLCC)を生産する。
 第1フェーズは11月に生産開始される予定で、当初の生産能力は月産20億個、フル稼働時月産300億個の生産能力となる。
 村田エレクトロニクス(タイランド)は、5G技術を活用したスマートフォンやスマートウォッチなどの小型電子機器の利用動向に伴う
MLCC部品の中長期的な需要拡大に対応するため、生産能力を年率10%ずつ増強する計画である。

長らく減少したタイの輸出が8月に回復(9月27日)
 商務省は、8月の輸出通関額が前年同月比2.6%増の243億ドルとなった一方、輸入額は12.8%減の239億ドルとなり、貿易黒字は
3億6,000万ドルとなったと発表した。
 今年最初の8カ月間、タイの輸出は4.5%減の880億ドル、輸入は5.7%減の960億ドルとなり、79億2,000万ドルの貿易赤字となった。
 タイ政府は輸出が、世界の製造業の好況の兆し、好調な個人消費、貿易相手国におけるサービス業の拡大に支えられ、11カ月ぶりに回復したことを発表した。商務省によると、クリーンエネルギー政策の推進とテクノロジー製品製品への需要の高まりによって成長が促進されたほか、相対的なバーツ安も輸出にプラスの影響を与えたとしている。

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